イベントおつかれさまでした！
いろんな方に来ていただいてお声がけしていただきとても嬉しかったです！
やっぱりイベント楽しい！好き！楽しい思い出になるとすぐ全部好きになっちゃう！ちょろい！いえーい今なら全人類愛せそう！
なので忘備録作っとこと思って書きます。
あと本の装丁についても書くので目次作るね。装丁見たい人は日記は飛ばしてね。
イベントの日記
当日は安定して遅刻していったんですけどなんやかんやで8時40分にはビッグサイト最寄りには着けました。
私は新宿乗り換えだったんですけど新宿からもうカート持って長いダンボールの筒(ポスター)持ってる人たちと多種多様なファッションだけどキャラキーホルダーは付けてるのは共通してる人たちがいっぱいいて「俺たち〜〜〜〜！」みたいな一体感を感じました。
電車に乗ってもスマホ横持ちしてるのでログボとか周回とかしてる人がめちゃくちゃいっぱいいる電車が爆誕しててウケました。実家のような安心感。
その後ビッグサイトに近づくに連れてどんどん人が増えてアホみたいなすし詰めになり命の危険を感じながら会場に向かったんですけど、こんな早朝からみんな推しの薄いブックの為に頑張ってるんだ…すし詰めで…と思うと「おれたち頑張ろうな…！」って気持ちになっちゃうんだよな。
朝ビッグサイト。ものすごく人がいっぱいいる。
会場入りして急いで机の上を準備していたんですが今回ポスターも良い感じに仕上げてもらってホクホクでした。
あとから思ったんですけど机の上がまるで写ってないポカニキに文句が言えないクソシャッターエイムでした。
こちらはグラフィックさんにRGB印刷で半光沢紙で頼みました。
サイズはB2です。
普通こんな青やオレンジきれいに出ない。
RGB印刷すごい…もうずっとこれがいい…
一通り準備してペーパーを折っていたら開場アナウンスが「ご結婚おめでとうございます！(結婚式の音楽)」でサークル者みんなびっくりしたり笑ったりしながら拍手したの楽しかった。
いつも開場アナウンスじゃないジューンブライドフェス特別仕様は熱い！
いやぁイベント運営さんからもお祝いされちゃね！祝うっきゃないよね！うちの新刊はバッドエンド本だけど！ここから入れる保険も…きっと………………あるよ！
そんな感じでイベントが開場し、その後はご挨拶したりされたり本を配布したりしてました。
当日お声がけしてくれたみなさまありがとうございます。
差し入れ頂いたものはしかと目で眺めて焼き付けたのち食べたり使ったりさせていただきます…！大変ありがたいです！
私のテンションが、テンションがちょっとその、オタクのそれだったんですが…！某コミュニケーションが申訳無いオタクなんで…！目を瞑っていただけると…押忍！
会場中はとても楽しくわくわく過ごせて買い物できました〜！しっかり買い逃しと買い忘れもしました！イベントって感じする〜〜〜！
これは個人的な忘備録ですが買える時のハコブック配送と当日受付宅急便が死ぬほど混んでいたので今後は時間帯ずらしたり事前予約を使おうって思いました。イベントで一番並んだのは運送関係だったの盲点だった。
とても楽しく一日を過ごせました。
なにより新刊を手にとってもらった時がんばってよかった〜〜〜〜！って気持ちになりました。
自分のために出しているものですけどやっぱり他の人間に認知してもらえるのは嬉しいですね！
また頑張りた〜〜〜い！
「心苑狂壊」装丁内容
どうなるか私もわからなかった新刊装丁が思ったより良い感じに仕上がりました。よかったよかった。
前の本の装丁については以前どこかに書いたんですがブログがあるので今回はこちらに。
データも見たいと言っていただけたの嬉しかったし我ながらわけのわからんデータが出来てたので全部見せます。疑似箔押しの参考になれば…
今回はにじみすの印刷所チャンネルに公開されてる作品から仕組みを教わって作りました。
にじみすありがとう。ハイパー偉業。
今回の装丁はこちら。リンクで飛べる。
【印刷所】プリントオン
【セット名】ホログラムペーパーセット
【表紙】ホログラムペーパー195kgウェーブ
【表紙オプション】RGB印刷/エンボスPP(フォグ)/デボス加工
【本文】コミック紙ラフ
このキラキラはホログラム紙のキラキラになります。
ホログラムペーパーセットは白印刷ができるのでホロを大幅に消す事で擬似的な箔押しに見せています。
デボス加工というのは紙を押し込んで型を付ける加工で手触りと見た目がちょっと変わります。
詳しくは印刷所のページ見てね。
印刷データのレイヤーとしてはカラー(RGB)、白範囲、デボス範囲が入っています。
実際のデータはこちら
表紙
デボス加工レイヤー
RGBカラーレイヤー
白印刷(黒い部分が白く印刷される)レイヤー
ね？わけわかんないでしょ？
私もわけわかってないもん…
これ印刷屋さんとやり取りしてた時絶賛コロナで死に体でデータ作ってたから記憶があやふやなんですよね。絶対出すという執着でやってる。
今回のカラーデータを見て「この彩度ならRGB印刷する意味なくない？」と思った方はいると思います。
ノンノン。意味があるんだな〜！
たとえばここ
背表紙の飾り部分
ここは一番彩度高くして蛍光色レベルにしたかったのでCMYKでは出ないつよつよにしてます。
ここの白印刷はこれ
カラー部分はキラキラを残している
あとはキャラクターもブレてるように見せてるから赤や緑でブレを作ってます。
よく見るとなんか変な線がズレたように入ってると思うので実物が手元にある人はよくみるとわかると思う。
細かい所ですがあると怪しさがアップします。
上下に入れたほっそい線も彩度上げましたがここはとにかく細かすぎるから再現されるかが賭けでした。
色が死にやすい黄色もグリーンも入ってるし細い
鬼畜のような白印刷
この透明部分全部抜けって指示なんですよ。恐ろしいですね…
半分は印刷所さんの印刷機がどこまでやれるのかなぁと思ってやりたくなりました。
結果すごい再現してきてこっちが度肝を抜かれました。
プリントオンさん凄すぎる…
という感じでデータ作ってました。
にじみすで元ネタを見たときは下にメタルペーパー敷いてたと記憶してるんだけど色々見てたらホログラムペーパーでもいけそうなのとホロのレインボー感が魅力的だったからそっちにしちゃった。
あとウェーブのホロ可愛い！怪しい！新刊にぴったり！と思ってそれにしました。
この疑似箔押しの良い点として、元の紙がシルバーであれば銀箔に色付できるという点で多種箔を使っているように見せかけられるという所と箔を使うよりずっと値段が安く済むという点と気軽にキラキラさせたい所を追加できる点(cm気にしなくていい)が魅力的だなって思いました。
それでも本物の箔の輝きと比べるとやはり劣ると思うのでここぞって所は箔かなぁ。
全面的にちょっとずつキラキラさせたいけど予算が厳しい時に良さそうだなーと思いました。
デメリットは使いこなすために頭をとても使うため修正するにもめちゃくちゃ疲れるのがデメリットでした。(私の場合)
という感じです。早めに書かないと忘れるので…
印刷の参考になれば幸いです。
推しの薄いブックを素敵にしていこうね…！
デザインについてはもううろ覚えだから簡潔に。
表紙の表(左)は白く、裏(右)は黒くしたのは表面的には白く潔白に、裏は真っ黒く闇っぽい感じにしたかったためそのルールで色の制限とかしてました。ロゴ読みにくいのはこれですね。
アルジュナにフォーカスした仕様にしています。
漢字はエセ中華が好きだからそれっぽいデザインにしました。
全体のブレない軸テーマは「潔白を装いつつ内心ぐっちゃぐちゃ」って所です。
通常に見えて異常であるってみせたかったです。
現場からは以上です。
次は受かったら冬コミを狙いますがその前に夏頃に爆速で申し込まないといけないから(冬コミの申し込み期間は短い)忘れてたら突っ込んでください。終
